自然薯の植え方、栽培方法

自然薯の植え方、栽培方法

自然薯(山芋)の植え方、栽培方法

最新の自然薯栽培に関する書籍販売が予定されていますが大変遅れ、お客様から栽培方法に関するお問い合わせがとても多くなっている為、暫定的にこちらで家庭菜園用の自然薯栽培方法を紹介しています。

 

家庭菜園用 自然薯の栽培方法のご紹介

 

自然薯栽培の場所選び

 

自然薯を10本栽培するのに必要な面積は,およそ畦幅1.8M×3Mの6u程度です。

 

理想的な場所は、自然に良質な自然薯が自生している環境です。
 ◇山間,標高のある所,霧が発生するような所・・・・涼しい
 ◇午前中は日当たりが良く早めに日が沈む様な所・・・・暑くなりすぎない
 ◇山の土(無菌の赤土)がある所・・・・自然薯に合う
 ◇水はけが良く,保湿性の良い所・・・・腐らない

 

ポイントは土が合う事,日当たりは良いが暑くなりすぎない事,水はけが良い事 ,保湿性の良い事となります。

 

しかし,なかなかこのような土地を確保する事は難しいと思いますので,それぞれの場所に応じて、色々な工夫をしてこれに近づける努力をします。

 

土質が違うようなら少し赤土を入れてみたり,水はけが悪ければ暗渠(土中に水が抜けるようにパイプなどを埋める)や明渠(作付けした畝の横などに水が流れるように溝を切る)を設けたり,保湿性が悪そうなら有機質を投入するなどして対応しましょう。

 

ただ,水はけの悪い所(田んぼは土もあまり合いません)や,周りがアスファルトで焼けてひどく乾燥するような所は栽培が難しいと思います。

 

地球温暖化などと言われていますが、最近の自然薯栽培は夏場の暑さ対策が一番重要になっています。
敷き草を厚くしたり、寒冷紗を掛けたり、水やりを頻繁にするなど対応をして下さい。

 

自然薯栽培の土作り

 

自然薯は特殊な特性を持っていますので以下の事に注意します。
 ◇畜糞は使用しない
 ◇化学肥料・化学農薬に弱いので極力使用しない
 ◇未熟な肥料は使用しない

 

自然薯は周りの臭気を吸収する性質があり,匂いを吸着してしまいますので、畜糞を使用するのはやめましょう。
畜糞は完熟と言って販売されていてもほとんど未熟ですので特に避けたいです。

 

また化学肥料や化学農薬に弱く、与えるとアクが出やすいので、極力使用しないように様にします。

 

ミラクルソイルやミラクルエース、ミラクル2号液などの安全な資材を使用しましょう。

 

この様な事に注意しながら、水はけや通気性の良い膨軟(ぼうなん)な土作りをするのが理想です。

 

肥料っ気の無い荒れ地などは、わらや草などの有機物を投入したりする必要があるかもしれませんが、未熟な有機質が残りますと病害虫の原因となりますので、定植の3ヶ月以上前など早めに施すようにしましょう。

 

痩せ地ではミラクルソイルを多めにして、少しずつ土作りをしていくのがお奨めです。

 

自然薯栽培の施肥

 

自然薯栽培時の施肥量は1本当たり以下の通りです。
◇ミラクルソイル  1kg  (窒素2.05%、リン酸0.52%、カリ0.43%)
◇ミラクルエース 500g  (窒素2.11%、リン酸3.22%、カリ2.64%)

 

肥沃な畑ではミラクルエースを減らし、痩せ地ではミラクルソイルを多めにして調整して下さい。

 

もしもご自身で肥料を用意される様でしたら、肥効の穏やかな有機資材を同程度ご利用下さい。

 

施肥の注意点

自然薯に肥料分が触れると、肥料焼けしたりアクが発生しますので、種芋から左右離れた位置に施肥して下さい。
根は放射状に四方に伸びますので問題ありません。

 

追肥について

基本的に追肥は必要ありません。
6月以降に肥料をあたえると,この時期あまり必要ない窒素に反応してアクが強くなってしまいます。
外からの栄養で生育する時期から,自己の力で生育しようと転換する時期なので,追肥をあたえると生理的に影響する恐れもあります。

 

自然薯の栽培方法

 

自然薯10本を波板を使って栽培する方法を紹介します。

 

春,遅霜の心配が無くなったら定植します。
種芋が凍ったり、新芽が霜に当たると死んでしまいますので気を付けて下さい。

 

4尺の塩ビの波板を10〜15cm幅に切断します。
カッターで強めに傷を付けて折ると割れます。
これを10枚用意します。

 

 

1.5M〜2M間隔の真ん中に、20〜30cmの溝を3M程掘ります。
最初の波板1枚分は斜めにします。

 


 

溝の深さについては,その土地の環境により決めて下さい。
掘ると中が濡れすぎているようなところは浅めに,暑くて乾燥が心配なようなところは深めに調整します。
角度はあった方が自然薯がスムーズに伸びますが、極端に平にならなければ上記の環境を優先した方が良いでしょう。

 

波板を15〜20cm間隔で埋めていきます。
この時、波板の間を無菌の山土で埋めるのが理想です。
無ければ鹿沼土や赤玉、無菌の培土などを併用して利用したいです。
この土に雑菌や肥料分が混じると自然薯が傷みやすいので気を付けて下さい。

 



 

波板を埋設したら,それぞれの波板の上に種芋を置いていきます。
自然薯が生長した時に,波板から外れないように注意します。
種芋の上の方から発芽しますので、その辺りを波板の植え床の真ん中に置くと良いでしょう。

 

種芋を置いたら、動かないように注意しながら無菌の土を掛けます。
種芋が隠れるように土を掛けた状態で,たっぷり水をかけると発芽に良いです。

 

尚、種芋は種芋はムカゴを1年育てた1本種のご利用をお奨めしております。
切り芋種繁殖は品質の低下が著しく、保存時に環境に大変負荷の高い化学農薬が必要となる為お奨めしておりません。

 

 

種芋の左右に少し離して、均等に肥料を置いて土寄せをして畝立てをします。
種芋に肥料が掛からないように、そして種芋が動かないように気を付けて下さい。

 

種芋の上に20cm程、土が乗るように畝立てします。
これが雨などで馴染んでいくと,15cm位の適当な高さになります。

 

 

畝立てができたら,支柱を立ててネットを貼るなどしてツルの誘因をします。

 

発芽してツルがネットの上へ上がるまでは、しっかり水やりをして下さい。
この初期成育が非常に重要です。
ミラクル2号液でマメに葉面散布してあげると良いでしょう。

 

 

その後、通常は梅雨明けした頃に敷き藁を引くなどして保湿します。
春先は地温を上げたいので、あまり厚く敷き草をしたくないのですが、その時期でも30℃近くなって暑い日が多かったりしますので、場所によって様子を見ながら対策して下さい。

 

 

とにかく乾燥の害が一番ネックになりますので、水やりを含めてしっかり世話をしたいです。

 

この後は収穫時期が来るまで、定期的にミラクル2号液の500〜1000倍液を葉面散布してあげると良いです。

 

自然薯の収穫

 

収穫の時期についてですが,できたら11月までは待って下さい。
実は、自然薯が一番おいしいと言われている時期は、梅の咲く頃の2月と言われています。寒さに当たり、時間を置くことで完熟し、堅くて粘りのある美味しい自然薯になるという事ですね。

 

冬の間なら,そのままの状態でいつ掘って食べてもかまいませんので,必要な時に掘って食べてみて下さい。

 

ただ、水はけの悪いところでは、自然薯が土の中で痛んでしまう可能性がありますので、早めに掘り取って食べた方が良いでしょう。

 

また、春になって新しい芽が動き始めると、有害な物質が生成されますので、遅くなっても2月中には食べた方が良いと思います。

 



 

美味しい自然薯が出来ることを心より祈っております!

 

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詳しくはこちらをご覧下さい。⇒最新の自然薯栽培方法

 

商品情報

自然薯 自然薯 種芋


自然薯の販売は11月頃から在庫が無くなるまでとなります。ぜひあなたや大切な方の健康の為にお召し上がり下さい。贈り物にも最適です。

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自然薯の種芋は12月頃から在庫が無くなるまで販売します。自然薯の種芋は、だいたいどこの販売店でもすぐに無くなってしまいますので、ご注文はお早めに。

自然薯種芋の販売 詳細ページへ

ムカゴ アピオス


ムカゴは11月頃から在庫が無くなるまで販売します。むかごご飯にしたり、塩炒りにして酒のつまみに最高です。種用にもご利用下さい。

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食用アピオスと種芋を12月から在庫が無くなるまで販売しています。大変栄養価の高くて美味しくて、栽培も比較的容易で人気です。

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